武蔵野大学の工学部にてVR森林体験を試みました

武蔵野大学の工学部にてVR森林体験を試みました。

武蔵野大学工学部で開講される科目にてVR森林体験(デモ版)を活用した演習授業を実施しました。ヘッドマウントディスプレイ装着の前後で、生理指標(唾液アミラーゼ活性・心拍数・血圧)が変化するかを検討する演習です。コロナ禍での演習授業ということもあり、全受講生を半分に分け約15名ずつに対しての対面授業となりました。

VR森林体験とは書きましたが、デモ版でかなり簡単に作成したものです(詳細は他の記事で紹介されるかも?)。今回受講した学生のほとんどがVR体験は初めてだったこともあり、「お~」と声を上げたり、手を叩いたりと様々な反応をしてくれました。しかし、VR体験前後の生理指標の変化には個人差がありそうで、本格的な検証には工夫が必要だという課題も見えてきました(ちなみに、同時に実施した計算課題、歩行課題は良好な結果が得られていました)。

こうした授業実施を許していただいたけた関係者の皆様のおかげで、良い機会をいただけたと思っています。VR森林体験による人への効果や影響は研究課題として進めていきたいなと考えているので、今後の研究活動に活かしていければと考えています。

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大塚啓太(Keita Otsuka)
研究員 (Researcher), 客員研究員 (Visiting researcher)

My research interests include distributed robotics, mobile computing and programmable matter.

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